ほぼ里川日記

釣りを中心とした里川での野活をレポートします。

タグ:ミノープラッギング

■お魚ニュースピックアップ
淀川水系に釣り糸噛み切る怪魚、ワイヤーで捕獲したその正体(ニュースへのリンク)
京都府八幡市にある淀川水系の木津川で8月1日、釣りをしていた住民が大型の外来魚「レッドコロソマ」を釣獲したそうです。釣獲したのは八幡市に在住の男性で、ザリガニを餌にして釣り上げたとのこと。硬い物を噛み砕く強い歯を持っているため、テグスでは何度も噛み切られ、ワイヤーにしてようやく釣り上げることができたという。偶然ではなくて、狙って釣ったんですね。
オーパに出てくるカチャマって魚に似てると思いました。
飼育されていた個体が放流されたと考えられるようです。
生き物を飼えなくなって捨てられてしまうケースはよくあるようですが、かわいそうなことだと思います。この魚は熱帯の魚なので捨てられた場所で生きていけないでしょう。人間の都合で狭い水槽に閉じ込められたあげく、捨てられる命。

渓流ルアー釣りで釣れない理由3選
初心者と一緒に釣行したとき、なかなか釣れなかったりします。
そういう場合の釣れない原因を3つ挙げます。
釣れないときに、そもそも川に魚がいないことも実際ありますが、以下、魚はいることが前提です。

1.ルアーが機能していない
ルアーをキャストしてリトリーブするものの、ルアーが機能していないケースがあります。
どういうことかというと、例えば以下のような場合です。
・スピナーの場合、ブレードが回転していない。あるいは、適切な回転数を保っていない。
・ミノープラグ、スプーンの場合、正常に泳いでいない(振動していない)。
ルアーは水に振動を与えるものです。
その振動を魚が感じ取って食いつくので、ルアーが正常に動かないといけません。
リールの巻きが遅すぎたり、早すぎたり、一定でなかったりすると、スピナーのブレードがきれいに回転していない原因になったりします。また、スピナーの場合は、着水後、グイッと竿をしゃくって、ブレードに初動を与えることも必要です。
初心者の方はルアーの正常動作を理解することが必要です。
足元でルアーを泳がせてみて、その様子をじっくり観察することをお勧めします。
リトリーブのスピードによって、どのようにルアーの動きが変わるか見ておいた方が良いです。

2.釣りの対象魚の知識が不足している(ポイントが違う)
魚がいる可能性が高いポイントにルアーを通さなければなりません。
魚がいないところにルアーを投げても釣れないからです。
魚のいるポイントがわからない場合、原因はいろいろと考えられますが、魚の知識が乏しくて、魚がどのような行動をとるか予想できないことがあると思います。
イワナは岩陰に潜んでいて、陽の当たる場所にはあまり出てきませんし、ヤマメは逆に流れの速い場所や日の当たる場所にいます。ニジマスは、ヤマメに近い習性ですが、ヤマメよりトロ場を好む傾向にあります。また、水温によっても行動が変わってきますし、時間帯によっても活性が変わったりします。季節によって捕食するエサも違ったりします。
魚の知識が乏しい場合は、書籍等で勉強するのは良いと思います。
図鑑は良いです。
もちろん、ネットやyoutube動画で調べるのも良いです。
魚のことを知ることで、狙うべきポイントもわかってきます。

3.正確にキャストできない
これは、小生の課題でもあります。
正確にルアーをキャストできないがために、木に引っ掛けたり、根掛かりしたりします。
それを取っているうちに時間を浪費してしまいます。
更にポイントを荒らしてしまいます。
釣れるものも釣れないという結果になります。
正確にキャストするには、やはり練習が必要です。
釣行したら、最後に5分くらいキャストの練習をすると良いです。
オーバースロー、アンダースロー、サイドスロー、フリップキャスト、必要なやつを練習するのです。
また、youtubeで上手な人が解説しているのを見つけて観ると良いです。
なかなか釣行できないときは、自宅で竿を振ってみるのも良いです。


以上、渓流ルアー釣りで釣れない理由を3つ挙げさせていただきました。
初心者と渓流釣りに同行しての経験と、小生が釣りを始めたころにできなかったことで今思えば早く習得しておくべきだったと思うことです。
参考になることを願います。


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■お魚ニュースピックアップ
「渓流クライマー」奮闘 古座川・滝の拝でボウズハゼ
ボウズハゼが岩肌に張り付きながら滝登りを始めたようです。
ニュースに掲載された写真と動画をみると、垂直の岩肌をボウズハゼが這い上がって移動しています。
まさに渓流のロッククライマー。夏の終わりごろまで見られるとのことです。
世の中コロナ禍ですが、こういうのを見に旅に出るのも良いかも知れませんね。

■ルアーの色の選び方
1つ前の記事(渓流釣りの楽しみ方TOP1)でヤマメがヒットしたルアーを今日も使ってみました。
このルアーです。
R0010522

色塗ってないです。正直言って、これは手抜きです。
ボディをバルサで作って、セルロースセメントでコーティングしただけです。
バルサ材の色です。名付けてバルサカラーです。

でも釣れました。1尾目はこれです。
R0010540

2尾目です。
R0010551

どちらも、ガッツリと口に針掛かりしていました。

市販のルアーの色は様々です。
黒金、赤金、レッドヘッドあたりは伝統的な色のパターンですし、魚の色に似せたナチュラルカラーもあります。蛍光色もありますし、最近では紫外線を可視光に変換するケイムラなる塗料を塗ったものもあります。
釣具店でならんでいる美しく塗装されたルアーを見ると、つい欲しくなってしまいます

しかしですね、バルサカラーでこうたて続けに釣れてしまうと、魚はルアーの色に反応しているのではない、とも思えます。小魚そっくりに塗装したときと、何も塗装していないときと、どっちが釣果が上がるのか。比較実験をしたことはないですが、差はないと予想します。

魚は側線で水流や水圧の変化を感じ取るという話があります。おそらく正しいと思えます。
あるルアーでは魚の反応が悪かったけど、ルアーを変えたら釣れることがあります。
多分、ルアーが変わることによって、ルアーから発生する水流や水圧の変化の様が変わるため、それを側線で感じ取り、魚が反応するのだと推測します。

ルアーの色が効くのは釣り人への視認性だと思います。
ルアーが蛍光色のような派手な色だと、釣り人にはっきり見えるため、ルアーの操作をしやすいでしょう。このことは釣果に結び付くと思います。

釣り具メーカーが釣りたいのは、魚ではなくて人間です。
お財布のひもを緩めたいのです。
すなわち、小魚そっくりに作られたルアーに最初に食いつくのは、お客さんなのです。



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■ニュースピックアップ
日本一のコイ養殖地、茨城 バーガーや冷凍食品に活路
茨城県は日本一のコイ養殖地で、伝統食材だという。
しかし、年々需要が減っているのだとか。
そこで、コイの切り身を瞬間冷凍し、真空パックにした商品「凍結コイフィレ」が開発されたそうです!
鯉が、例えばスーパーに置いてあるのを見たことがないです。地域差があるのだと思います。
でも、切り身が流通するなら、調理しやすいので需要があると思います。
てんぷらにして食べてみたいです。

■渓流釣りの楽しみ方TOP1
ボウズが続いていたのですが、3連休1日目、ようやく釣果がでました。
自作ミノープラグにヒットしました。

渓流釣りの楽しみ方といえば、人それぞれですが、1つは自作ルアーで釣ることだと思います。
釣り具屋でたくさん並んでいるルアーの中から、お気に入りを見つけ、それで釣るのももちろん楽しいですが、自分なりに工夫して作ったルアーで釣るのはまた違った面白さがあります。
自作したルアーをスイムテストしてうまく動いたときの面白さがある。そして更に、それで釣った時の面白さが加わるのです。

今回使ったのは、こんなミノープラグです。
R0010525

手抜き....です。
色塗ってません。目玉も描いていません。
でもですね、バルサ材の良い色が出ているではないですか。
天然素材の色です。水中では非常に目立ちます。

ちょっとずんぐりしたミノープラグです。長さ5cmです。
大きいアクションで泳ぐ様子はクランクベイトに近いです。
フローティングです。ボディが半分沈むよう計算してウェイトを入れています。

それで、この自作ミノープラグで釣ってやるぞと意気込んで、キャストを繰り返しながら川を遡りました。
そうして、ルアーキャストを繰り返して2時間経ったのですが、アタリも何もありません。
このような手抜きルアーでは、やはり釣れないのかな。
小魚みたいに光沢がないといけないのだろうか。
と、ルアーを疑っていたところ、コツンとあたりがあり、ブルブルと感触が腕に伝わってきました。

22cmのヤマメです。フックをガッツリくわえています。感動です。
yamame with lure expand

いやー、よかった。ルアーは間違ってなかった。

やはり、自作ルアーで釣れると楽しさ倍増です。
また、なるだけエサと似ていないもので魚が釣れたときほど、意外性が加わって、更に楽しいと感じます。

自作ルアーでの釣り、お勧めしたい釣り方です。



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