■お魚ニュースピックアップ
凍った湖に閉じ込められた魚をハンマーで自由にする男(ニュースへのリンク)
スウェーデンで、湖の浅瀬の氷をハンマーで割って、立ち往生している魚を救出する心優しい男が報じられています。
この救出劇は、動画を見ると、意外と楽しいのではないかと思います。
氷と地面との間に挟まって動けなくなった魚を見つけては、氷をハンマーでたたき割る。
すると、魚は泳いで去っていきます。
楽しそう。やってみたい。
なお、救われている魚はペルカという魚のようです。
■放流日に行かない理由
去年から、放流日にルアーフィッシングの用意をして川に通ってみました。
トラウトが釣れる川は、たいてい漁協が魚を放流しています。
放流日と放流場所は公表されていて、その日は川に釣り人が集まります。
しかし、最近、放流日に行くべきなのか、悩んでしまいます。
結論から言って、自分の場合は放流日に行くべきではない、と思っています。
放流日に釣りに行くメリットとデメリットを比べると、デメリットが大きいのです。
l メリット
1.
魚がいる安心感
私が通う川の放流日には、いくつかの放流場所に漁協の方がバケツで魚をぶちまけます。
ありがたいことに、魚を足元に放してくれたりもします。
目の前で川に魚を放すので、魚がいないってことはありません。
魚がいるかどうかわからない川で、ひたすら仕掛けを投入する場合と比べると、魚がいることがわかっているので安心です。
2.
うまくいけば数釣り可能
放流日に上手い人を見ていると、数十匹のレベルで魚を釣ります。
ブドウ虫を餌に、次々と魚を釣り上げます。
見る見るうちに魚籠が魚でいっぱいになっていきます。
良い場所が確保できて、腕がよければ数釣りが可能です。
お父さんは、尊敬されるかも、です。
3.
お祭り気分が味わえる
放流日は、一種のお祭りみたいなものです。
たくさんの釣り人が川を訪れます。
いつも一人寂しく釣りをしていますが、この日はにぎやかで楽しくなります。
l デメリット
1.
魚の反応が鈍い
放流してすぐの魚に向かってルアーを投げても、反応が鈍いときがあります。
ルアーを追ってくるものの、ルアーを食わなかったりします。
そういう時、何度もルアーを投げていると、魚がスレてしまって、ついにはルアーに全く反応しなくなってしまいます。
また、なぜか放流してすぐは、最初からルアーに全く反応しない魚もいます。
2.
ヒットしても引きが弱い
放流してすぐの魚はルアーにヒットしても引きが弱いです。
もさーっと重たいです。
直前まで、流れの緩やかないけすで、ゆたーっと泳いでいた魚なので、泳ぐ力が弱いのだと思います。
川の流れの中で鍛えられた魚と比べると力がないのです。
3.
混雑する
放流日と放流場所は公表されているため釣り人がやって来ます。
放流日はお祭り気分が味わえる一方で、お祭りみたいに混雑します。
2m間隔くらいで人々が川に立ったりします。
ストレスを感じながらの釣りになり得ます。
以上のことを勘案すると、次のことに当てはまる人は、放流日ではない日に釣行すると楽しめると考えられます。(小生はこれに当てはまります。)
Ø 魚のファイトを楽しみたい人
Ø 1、2匹釣れれば満足してしまう、淡泊な人
Ø 魚が川のどこにいるのか考察して、戦略的釣行を楽しみたい人
放流された魚の中には、釣られずに川に残るものが必ずいます。
漁協の人の話では、放流された後、魚は下流の方にどんどん移動していくそうです。
釣り人の仕掛けをかいくぐって川に残った鱒は、昆虫を食べ、流れの中で鍛えられ、1週間もすると野生化します。
そのような魚を狙って釣るのも面白いものです。
数を釣りたいとき、仲間と一緒に釣りを楽しみたいとき、など、上記のメリットを享受したいときは、放流日を選ぶと良いです。
お魚観察の動画を作ってみました。ご視聴ください。
放流日の様子です。ご視聴下さい。
(チャンネル)
最後までお読みいただきありがとうございます。
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